数年来病院にかかることが増えている。決して何か大きな持病があるということではないのだが、健康管理に気をつけるようになってきたということだ。皮膚や呼吸器は子供の頃からあまり丈夫ではなく、喘息やアトピーに苦しんだ。それぞれ治ってはいるが、やはり鎖は弱いところから切れるものである。体調が悪くなってくるとのどや疱疹、また細かい擦り傷などがなんとなくできてくるのである。
40歳を過ぎてから健康診断や人間ドックも受けるようになった。がん保険なども大幅に見直し、入院しても安心なように手配してある。仲間の急な入院などをたびたび見るにつけ、他人事ではないという気がするからだ。ちょっとしたことでもあまり我慢しないで病院に行く。売薬で自己診断するより安全確実だし、早期発見できる。三割負担でもけっして高いという気はしない。体を見られたりしても今はなんとなく堂々としていられる。
歯医者も含め、かかりつけの病院も各地にある。対応がよくない場合はさっさと変える。歯科は新中野、皮膚科は恵比寿、眼科は新宿、内科は小竹向原、外科は葛西、などと大体決まっている。通っているとカルテもあるので安心なのである。