夏が近くなり、休日にはバイクで出かけることも増えてきた。小型、中型で走るとバイクも車と同じ制限速度となる。小さな路地の20,30km/hのところでは、ほぼ制限速度を守っている。自転車や子供が飛び出してくることが多いからだ。30km/hくらいまでなら、まだとっさに止まれる。
ちょっとした大きな道路に出て40km/hとなるとそうもいかない。4速だといきなり止まるのは厳しい。一昨年、二輪の教習所では急制動の実習もあった。エンストしていいからフットブレーキとハンドブレーキを一気にかけるのである。力いっぱいかけると、横滑りして転倒する。だからかけるコツとタイミングがある。
幹線道路の50km/hだともうけっこう流れている感じである。他の自動車やバイクも50km/hなんて守ってはいない。深夜は80km/hを越えている車もある。オービス注意。つかまって免許取消になった知人もある。幹線道路でも立体交差の前後などで40km/hのところもある。制限速度を守って走っていたら、後ろから警笛を鳴らされることもあるのだ。遵守者が非難されるのは納得のいかないものだが、むしろ制限速度を変えて欲しいと思う。
うしろにパトカーがついてしまったときは、大変緊張感がある。さっさと路肩に止めて、やり過ごすのが得策だろう。そしてパトカーの後ろをついていく。きょう高円寺のあたりでちょうどそんな状況になった。制限速度を守っているパトカーに警笛を鳴らすバカはいない。なかなかいい方法である。