先日理事長が話題にしていた「おくりびと」を見て、きょうは講師のかたが脚本を書いたという「ニセ札」を見る。
映画をわざわざ劇場に行って見るということに、以前は抵抗もあったのだ。ビデオやDVDになってから自宅で見るほうが合理的な気もするのだが、見に行くということは、時間や労力をかけるという点において、大きな意味があるのである。メッセージ活動にも通じるものがある。エヴァンゲリオン「まごころを君に」を見たときもそれは感じたからなあ。
おくりびとを見てから当然のように「納棺夫日記」を読んだし、葬祭関連の広告やそういう職業について見る目が変わったように思う。
ニセ札については時代状況は違うが、敗戦間もない時期が時代設定だったこともあり、生活の切実さということでは心に残るものがあった。
それにしても倍賞美津子の加齢ぶり! ちょっとショックだったかも。