古いSDRAMが欲しいと思い、ひさびさに秋葉原へ出撃。PC100の168pinなんてもう売っていないと思いきや、けっこうまだ並んでいるものだ。500円くらいで128MBのものが手に入る。路地裏のジャンク屋(OTTO)でレジスタードもののメモリがかご売りされていた。一枚300円。包装も何もなく無造作にゴミ扱いだ。二枚買ってみた。自宅でテストしてみたら完全動作。
職場のPCがXEON450で、やはりSDRAMものである。これまで192MBで動かしていたので、買ってきた二枚を丸ごと差し替えて256MBにした。いやー快適である。レジスタードはふつうのNonECCメモリと共存できないので、古いメモリはとりあえず差し替えた。なんかとっても幸せな気分。
過去レジスタードメモリというのはサーバーやワークステーション用途の、エラーチェック機能が高いものであるためとても高かったのだ。32MBものでも一枚二万円以上した。128MBなんて恐ろしくて値段が書けないくらいだったのだ(一枚10万円くらいだっただろうか)。それが300円ですよ。しかもかご売り。
CPUもぼくはいまだにCeleron1GHzを使っているが、1.xxGHzのものが同じように秋葉原では一個数百円でかご売りされている状態のようである。対応マザーも2000円台からあるようなので、すこしまた時間の余裕があったら自作でもしてみたいものだ。
秋葉原に出る前に本郷三丁目駅で丸の内線を降り、本郷界隈をうろつく。むかしよく行った定食店がなかったり改築されたりしていて、どうもなじめない。変わらないのは「バンビ」だけのようだが、油がちょっと重いんだよなあ。
ということで東大構内に入り、文学部下にある「銀杏・メトロ」に入る。席の配置こそ変わったが、購買や廊下も昔のままである。
ランチを頼んだら「白米と雑穀選べますがどうしますか?」と聞かれる。以前は麦飯がオプションで選べた。雑穀にしてみる。
見てびっくりだ。これって小豆の色だろうか。深い紫色。ぶどう酒でも振り掛けられたのかと思って緊張した。でもにおいも味もふつうのご飯と変わらない。昔は麦飯、今は雑穀米。東大生には貧しくつましい食事が好まれているのだろうか。それともただ単に東大生協のエコ方針か。なぞに包まれる雑穀米である。でもうまかった。