東京は最近あまり雪が降らなかった。ひょっとしたら昨年の元日以来か。きのうから予報が出ていたので、昨夜のうちに食糧も買い込んでおき、きょうは朝からじっくり組合の仕事などをやっていた。もうすぐ夕方となってしまう。やることがあるというのは、ほんとうに幸せなことだと思う。
気の毒にこんな日に、センター試験がぶつかっているらしい。自分も20年ばかり前、受験の日々が続いていたが、過ぎてしまえば甘美な思い出である。大学入試に落ちた日(1984.3.20?)、ちょうどこんな感じで東京は大雪であった。河出文庫版、三島由紀夫の「F104」なんかをポケットに携えながら、市ヶ谷あたりを悲劇的な気分でさまよい、すこし酔ってたかも。
あれからいろんなことがあったね。人生は積み上げていくものだと最近は思う。