ここに何かしらモノを書くときというのは、何を隠そう、仲間とのミーティングに出ていない日が大半である。逆に言うと、書いていない日はほとんどミーティングに行っている。行っていると過不足なく、その日一日を十全に終えられるので、改めてここに何か書いて嚥下したり・小さく叫んだりするエネルギーもない。ここ五年ばかり、ほとんど定休日を作らずにきたが、この数ヶ月ばかり、日曜の夜のミーティングを休むようになったのだ。定休日なしでやっていても、日曜は実績的に半分くらいしか出られない。他地域巡業があるとなおさらである。
前回の結果をまだ書いていなかった。わたしや、わたしのパパやママンが入る骨壷は、浄土真宗大谷本廟に決定した。庶民が墓地なしで手軽に安く入れる、大規模納骨システムが完備されているようである。すでに伯母さんや祖母の骨が納められているらしかったが、父の持っていた「登録カード」を受付に出すと、地味な着物を着た常勤の女性(けっこう若かった)が、コンピュータにピピピッとナンバーを打ち込み、骨・住所・名前などを出力していた。そして納経のシステムにまわり、「福岡からお越しのもりたさーん」などと呼ばれ、お坊さんについていくと、本堂のほうで、短い納経をしてくれるのであった。
パンフレットを見ると、納骨システムも三段階くらい「格」があって、待遇が違うらしい。浄土真宗は庶民を差別なく救う開かれた宗派であるし、他宗派を攻撃したりしない平和的な門戸である。だからこそ魅力があるのだが、金額によって微妙な違いがあるのは、資本主義の世の中にある宗教法人なので、若干はやむなしか。広い心を持って接したいものである。
全然関係ないが、きょうある店で鶏肉の唐揚げを食べたら、ちょいと生焼けで、中から血がすこししたたっていた。あー。せっかくうまかったのに、台無しである。しかも最後の肉片を噛んだときの出来事であった。
レアが好きな人たちもいるようだが、昭和の高度成長期に育ったわれわれ貧乏世代にとって、そんなものはやはりただの「生焼け」である。あー鬱だ。死にたくなるね。ちゃんと火が通るまで揚げてくれい、と言いたい。またしばらく、あの店には行かね。