最近のわたしには、一ヵ月の中でもっとも楽しみな日だ。地域委員会。平日と同じ時間に起きて、支度をし、地下鉄に乗って月島に向かう。
いま、現に、サービスをするために時間と労力を使っている仲間たちと一緒に話し合う。これなのだ。このためにいまは生きている。内容など実はどうでもいいのである。仲間と共同でいろんなことを行う。そしてそれが平等という感じ。ここに死にかけの執事はいない。
午後も小一時間打合せをしてから喫茶店へ。そして自分の話もじっくり聞いてもらう。わたしは良く生きていきたい。そのためならなんでもする。不当に評価されていることもある。でもサービスは他のレガシーと同じく、奇跡をもたらすのだ。だからやっていきたい。自分のできる限り。障害になるようなものは取り除いていくよりほかない。
夜はミーティングであった。よく仲間の話が入ってくる夜だった。努力をしている仲間は報われるべきである。歩くのが基本である。その努力なしによくなることはない。そう信じている。わたしはそれを続けていく。