生きる方向が変わって、何年記念、というミーティングがある。今日はグループのミーティングがその日であった。非常に苦労し続けた仲間が、ついに難関を突破して一年を迎え、またともに両輪として歩んできた仲間が十年の区切りを迎えた。椅子が足りなくなるくらいの盛況なミーティングであった。
基本的にミーティングは過去を振り返る場であるが、こういう区切りのミーティングでは、当該の仲間と自分とのかかわりを特にスポットを当てるよい機会である。つらつら思い出してみると、やはり個人的な仲間との関係は、自分の新しいこのしらふの生活と、切っても切れない密接なかかわりである。この仲間の輪の中にたどり着くまでは、たいていみんな孤独に生きてきたのではないか。それを思えば、こうしてみんなに囲まれて、ある程度はやりたいこともやれて、そこそこの幸せが手に入っているというのは、長足の進歩なのではないか。
仲間も自分も全体サービスに関わった一区切りがもうすぐ終わる。しかし次から次に「やるべきこと」が湧いて出てくるので、なにも見つからなくなることはまずなかろうと思う。