駒場と本郷の授業をダブルで登録しているので、2年次の試験と3年次の試験がこれから三週間で五月雨のように絨毯爆撃である。
本日はその嚆矢濫觴で第一日だが、一気に三つも襲いかかってきた。「地形地質学」「進化生物学」「動物分類系統学」。地学というより、生物と地理である。高校では生物も地理も、1年生のときに履修しただけで共通一次試験では選択しなかったため、ほとんど忘れ去っている分野である。それを言い出したら、いま専門にしようとしている地学は履修すらしていない。共通一次では社会は「日本史・倫理社会」、理科は「物理・化学」を選択した。
今学期の生物や地理の勉強は、ぼくの気分を高校生時代にまで戻してくれる、貴重な若返りの薬でもあるのだ。