きょうから一般入試の東京大学2次試験が行なわれている。今週から本郷三丁目の地下鉄駅構内に大手予備校河合塾の広告が大々的に出され、受験生を応援している。大学構内にも下見に来る受験生と母が散見された。地方から泊りがけで来ているのだろう。なぜか「母」と子なのであった。ぼくの時は現・浪2回とも一人で来たよ。お母さんはご心配なのでしょう。
そういうわけで大学構内に二日間入れない。図書館が使えないのが大きい。駒場も試験場になっていて使えない。今日と明日は自宅学習である。
先日受験したことを書いた大学院研究生の試験結果は一次で不合格。残念。Webでも結果が公表されているが、三倍以上の倍率だったようだ。年度内ではあと一つ受ける予定。三月までの駆け込みで願書を出せる大学や大学院もたくさんあるようで、電車の中吊り広告などでたくさん願書受付中の文字が躍っている。でも私立はやはり学費が高くて手を出せない。あまりレベルを下げたくないというのも正直なところ。下げるとずるずる妥協しそうでこわい。人生を賭けるのだから、納得の上で進めたい。
今週は卒業した研究室の教授にも会いに行った。まだご健在で定年退職直前の様子だった。原子力業界の話や同窓生らのその後についても聞く。指導教官の中には残念ながら亡くなった方もいるようだった。小一時間相談に乗ってもらって、研究室をあとにする。門はたくさんあるのかもしれない。卒業後、学科の改変が進み、工学部(大学)も工学系研究科(大学院)も複雑になっているようだ。やはり英語や物理は必須といえる。試験対策が当面の課題である。