たいてい年明けに一年間の決算をするのだが、今年は年内に早々と済ませた。確定申告にかかわるからである。不動産所得から経費を引いて複式簿記で整理整頓という手順。Amazonでの書籍販売は2009年の秋で廃業扱いしたため、そちらの経費は計上できない。そのような事情もあり、給与以外の部分はついに今年は黒字である。普通の感覚だと黒字はよいことなのだろうが、確定申告をする立場から言うと「黒字=税を納める」という意味である。毎年赤字で還付を受けてきたが、今年度はそれはできないようである。しかしながら最近ではバイクの買い換えなど支出も多かった。いちどきに現金で数万円出ていくとちょっと痛い。でも精神的にも整理整頓は必要であるし、健全な経費計上は生きていくための条件であるといえる。
確定申告には義務免除事項もあり、給与以外の所得が20万円未満の場合は確定申告をしなくてもよい。さびしいことに自分はこれに当てはまるので、今回は書類作成はしたが税務署に提出せず、つまり申告納税はなしというオチなのであった。遵法行為なので公表しても問題なしである。