なんだこのぬるい味噌汁は。客をなめてるのか。そもそも汁物の温度管理してるのか。ぬるくなってもまったく気づかないシステムなのか。
…などと怒り狂っていても仕方がない。ぬるい味噌汁が出てきたことは、もう変えがたい事実なのだから。ではどうしたらいいのか。怒って何かが変わるわけでもない。店員さんを呼んで「味噌汁がぬるいので取り替えてもらえますか?」と言えばいい。「お取替えできません」と拒否されたことなど一度もない。ただ同然の安い味噌汁でもである。松屋でも大学生協でも「このくらいが普通なんです、我慢してください」などとは言わない。信頼してクレーム出してみろ。
我慢できるか、クレーム出すべきか、迷うギリギリの温度というのがある。ぬるいといえばぬるいが、ぬるくないと言う人もいるかもしれないくらいの、あのギリギリのぬるさだ。ちょっとあたためてくれればなんのことはなかったんだが。
クレーム出したら「申し訳ありません」と慇懃無礼に謝ってきたが、再度出てきたのは嫌味かと思うくらい超高温の味噌汁だった。煮沸したんじゃないかと思うくらい熱い。熱すぎてお椀の蓋を取るときにガチッなんて音がする。中間というものがないのか。むちゃくちゃ熱いか、ぬるいかのどっちかだ。85度くらいのちょうどいい味噌汁をください。たのんます。