TOEIC(トーイック)という英語の実力を測るテストがある。本日受験した。IPというのは、本試験(公開テスト)ではなく、その練習といったような位置づけで、過去に出た問題を出し、公式スコアにできないが受験料が安いいわば模擬試験である。
リスニングが100問、リーディングが100問、計二時間でテストがある。感触は……惨敗だ。リスニングは、アメリカ人にまくし立てられて何がなんだかわからない上に、さらに質問されているような気分になる連続だった。リーディングはおちおち考えている暇もない。斜め読みでざっと概観を把握し、質問に答えていくというものである。かなり大急ぎで解いていったが、全部の質問に答えられなくて制限時間が来てしまった。およそ1000点満点だが、どんな点数が返ってくるかと思うと恐ろしい。
英語教育は、中学3、高校3、予備校1、大学3と、計10年間受けている計算になるのだが、会話力、聞き取り力がまったく育っていないのを感じる。一からやり直しだね。
いきなりTOEICはハードルが高かった。英検四級くらいから始めた方がよいかもしれない。コマの進め方がやっとわかった将棋指しが、いきなり十段戦に出場したようなものだったかも。