ホンダCBX125カスタムのエンジンオイル交換を自分で初めて行なった。前回は面倒だったのでホンダドリームに頼んでしまったのだ。店に頼むと工賃も持って行かれるし、安くてよいオイルを探してくる選択の余地もない。純正品なので保証はあるが、やはりバイク乗りとしては自分でメンテナンスはしたいところだ。
前回の交換から約2000km走っている。このバイクにはオイル窓はないが、オイルチェックの楊枝みたいな点検ツールがねじ込まれている。まだ真っ黒というわけでもないのだが、茶色くなってきている。交換どきだ。
オイルはホームセンター「ビバ前野町店」で購入しておいた。1リットルで980円。4スト用の普及品である。昔原付に乗っていたときは2ストのものを補給していた記憶があるが、原付の場合古いオイルを捨てないまま、どんどん新しいオイルをつぎ込んでいた。あれでよかったのだろうか。たぶん仕組みが違うのだろう。
オイル抜きねじがエンジンの真下にある。かたい。固く締めていないとオイルが漏れるからである。15cmくらいのスパナではびくともしない。それでこれも少し長めのメガネレンチを買ってきておいた。17口径の標準的な奴。ねじが見えない下側にあるので、開けるとき感覚的に逆に回しているような気がする。でもすぐに開いた。どろどろとオイルが出てくる。あらかじめ用意していた廃オイル受けでオイルを受ける。新聞紙を短冊状に切り裂いたものをレジ袋につめ、さらにそれをアマゾンの段ボール箱(ちょうどいい大きさ)に入れたもの。数分で出しきった感じ。再度ねじをしめ、チェック穴から新しいオイルを注ぎ込む。すごく簡単だ。汚れるし面倒だけどね。工賃の時給分くらいは稼げたかもしれない。