西早稲田の焼肉店で友人と再会。小一時間過去の話や今の話をお互いにする。顔や形はほとんど変わっていない気がする。学生の頃というと1985〜1990だから、もう20年近い年月が流れている。どう考えても自分も相手も老けているはずなのだが、まったくそれを感じない。不思議なものだ。
ぼく自身の話はともかくとして、相手の話に集中してみる。チェロ、iPod、大学院、職場の人間関係、頑固な人々、家族。お互いに世界は広がっているのだ。成功して大立者になったわけではないが、地の底まで沈んだわけでもない。そこそこに生きて、そこそこに楽しんでいるのである。
遠慮なくいろんな話題に飛び移れるのがいい。偏見がない関係というのはよいと思う。肩書きとか出身はどうでもよいのだ。そういう話題も出た。一個の人間だから、それなりに生きているというそれだけである。
こういった関係をいままでおざなりにしてきたかもしれない。ちょっと反省。同窓会とか大切かも。それなりに歳を取ってきたということだろうか。