第一土曜の昼間に予定が入っていないときは、清瀬の施設へ話をしに行く。遠くて時間がかかるが、それがいいのだ。しかし最近自分がしている話が支離滅裂に感じることがよくある。何かが欠けているのかもしれない。
それにくらべると仲間の話は気負いがなく、正直に話しているように思う。ということは、自分は気負いがあって不正直なのかもしれない。ああ簡単だ。他の人は鑑(かがみ)と言う。
何回ここへ行ったかわからないが、時とともに周りが変わっていくのを感じる。もちろん、ぼくが初めてここへメッセージに行ったときから、今も来続けている仲間もいる。なんと二十年連続だそうだ。ぼくもそんなふうになれたらいいなと思う。
先月と同じく、メッセージのあと仲間と基本テキストの分かち合いをしてから川越へ。清瀬よりさらに遠い。ここも古い会場だ。13年目くらいのときに、ひとりで行って知っている人が一人もいなくて「ミーティングは初めてですか?」と聞かれたことがある。謙虚さも殿堂入りしたということの証かもしれない。ちょっと違うか…。
今は不思議なことに、ここの会場では知っている人だらけだ。歩いている場所は大して変わらないのだけれど。