ときどき関東オフィスのリソグラフを借りて印刷作業をしている。今週も水曜に地区ミーティングの地図印刷、日曜はグループでのセミナーのフライヤを印刷させてもらった。過去は「輪転機」と呼ばれていたが、今は製版こそデジタルになったが、ドラムがマスターを巻きつけて紙にインクを張っていくという原理は変わらない。コピーと違って五百枚くらいはあっという間である。
紙は重い。百枚くらいならまだよいが、二百、三百と増えていくとずっしり来る。罪の重さのようである。仲間と分散して持ち帰る。しかるべきところに配布していく。一体今までに何枚の紙を配り、何枚の紙を受け取ったのだろう。身の回りにある紙の量を見てもすごい数字になると思う。
印刷自体はたいしたことではない。前後に仲間と話したり、連れ立ってミーティングに行ったり、それこそが大切だという気がする。本日も現に、ミーティングに行かないつもりで来ていた仲間が、流れでミーティングに来てくれた。サービスにはそういった不思議な力がある。三角形は三辺がそろって初めてバランスが取れるのだ。