生まれて初めてのフランス語だ。放送大学の面接授業で受講。簡単な日常会話の練習が続く。ジュマペールとか、ジュスイとか、ブゼットとか、初めて聞く言葉の乱立だ。学生のときは第二外国語にドイツ語を選択したので、まったく勝手が違う。読まない子音が大杉栄(笑)。それにしても新鮮な驚きの連続である。
いろんな文化の違いも先生から聞かされる。法定の労働条件の差には愕然とした(法定有給休暇が年五週間とか……)。ここまで労働者が守られているなら、赤化の必要はもはやないかもね。その代わり消費税20%らしい。進歩の国は違うなあ。でも国王や王妃をギロチンにかけて、命がけで国内改革を勝ち取った国なのだと思う。
言語を学ぶだけでも、いろんな社会の差を見せつけられるのだった。