毎日、たくさん自分のやるべきことがある。これはとても幸せなことではないかと思うようになった。かといって、病的なほどに時間を埋め尽くすほどのものでもない。必要なだけ必要なことをするようにお膳立てができている。ぼくはそのように状況を持ってきたのだった。
まあもちろん、持ち上げられたり、落とされたり、そういう精神的揺さぶりはたくさんあるものの、周りには愛が溢れている。苦しんでいる仲間ももちろんいる。だからこそやるべきことがたくさんあるのだ。十三年前のあの冬の日々を思い出せば、おのずと答えは見えてくる。
きょうもやるべきことは大方やった。したいことも大概できた。何かのはずみで、明日の朝このまま目が覚めなかったとしても悔いはないよ。会場では時間は黙想とともにあった。