東中野というところに住んでいる。駅の北側から西武の下落合方面には商店街がある。また明大中野の北側にもいくらか栄えている通りがある。しかし、自分の住んでいる南西側というのは、なんにもない。ほんとになんにもないのだ。閑静な住宅街…というと聞こえが良いが、最も近いコンビニまで歩いて5分以上。でもなぜか酒屋は近い。日本にはどこにでも酒屋とタバコ屋はあるようだ。どっちもやめてしまったので、そういう店がそばにあっても使いものにならない。
仲間と、よく最近、ミーティングに行かないと地獄に落ちる、という話をする。ていうか、自分がそう主張しているだけかも。もうそろそろ十年にもなろうというのだから、週三回くらいにミーティングの回数を減らしたっていいのかもしれない。現実にそうなりかかっていたのが、98年のころであった。あのころを振り返ってみて、危なかったな、という感想しか持たない。あのときもし地区の議長がぼくに「地域に行ってみないか」という話を持ちかけてくれなかったとしたら、いったい今の自分はあったのかという疑問が残る。
いろいろあって(中略)、2000年の夏にこの東中野に移り住んできたのである。そしてそれからは、土日はサービス・平日は組合・そして隙間はミーティングという三ドモエな暮らしを進めてきた。
仲間が増えたのだ。地獄に落ちるにはまだ早い。きょうはでもさぼって洗濯をした。最近、ミーティングを休まないと洗濯できなくなっている。ていうか、休んだときは自動的に洗濯をしているようである。ああ、洗濯が好きなんだなぁ。いつか、室内でいつでも洗濯のできる、窓を明けっぱなしでも外から見えないような、そういう開放的なとこに引っ越してみたい。最上階がいいなぁ。