_ 今回触れるのは「DOOM」です。ついに来たかぁ~って感じですね。いままで「今日一日」のコーナーでしか触れてこなかったのですが、蘊蓄もだいぶたまってきましたのでまとめて書いてみたいと思います。
パソコンのアクションゲームです。DOS/Vのゲームがメジャーだったのですが、今ではプレイステーションやPC98版・もちろんWindows版やMacintosh版もあります。LinuxやBSDにもあるのですが、まだ試すに至っていません。ひとことでDOOMといっても製品としてはDOOM, UltimateDOOM, FinalDOOM, DOOM95, DOOM2などたくさんあります。しかし、それぞれの差はマップが違うということくらいで、基本は同じです。
簡単に言いますと、怪物を次々に撃ち殺していくゲームです。敵は血を噴いたり爆発したりして倒れます。死ぬと消えるわけではなくて死体が残りますし、生き返るやつもいます。難易度を高くすると次々生き返ってしまって収拾が付かなくなります。「DOOM2」でマップは30面ありまして、マップごとに出口があり、出口にたどり着くと次のマップへ……という具合です。ある方法である面をクリアすると幻の31,32面が現れるという話ですが、詳しくはわかりません。Windows版のDOOMは1面から一つ一つ積み上げなくても好きな面から始められます。しかしどっち道30面が終わったら終了です。
ボーッとしてると敵が攻撃してきます。火の粉を吹いてくるやつもいれば、殴りかかったり噛み付いてくるのもいます。かどを曲がるときは気を付けないと、突然敵が吠えながら襲いかかってきます。自分のHealth(体力)が0%~200%の間で変位するのですが、0%になったらゲームオーバーです。敵によってどの武器を使って攻撃するのが効果的か分かってきますと、俄然面白くなります。マップの中には隠しドアみたいなのも用意されてたりもしますんで、あちこちでSpaceキーを押してみるのも大切です。
なんでこれにハマったかといいますと、敵や武器や壁もよう・音楽などをカスタマイズできるんですね。で、インターネットのはるか海外のサイトに、「セーラームーンDOOM」があるのを知りました。オリジナルの日本ではないところがみそですね。カスタマイズのファイルはパックになっていて、それを起動時に指定してあげればDOOMの世界が即刻セーラームーンの世界になって始まるというわけです。音楽はセーラームーンの挿入歌・武器はティアラやムーンスティック・ダメージを受けたときの声まで「ううん」とか「いやん」とか、女の子です。たわいもないことなんですが、流れる音楽が心地よくて、ゲームをやっていなくても起動しているだけでもいい感じです。もとはそうだったんですけど、製品になっているDOOMのシリーズを全部やってしまってから、カスタムDOOMのCD-ROMまで購入し、現在もマップの攻略を渡り歩いているような状態です。セーラームーンのカスタムでなくても楽しめてしまうようになってしまったというわけです。
時間があると徹夜ででもやってしまうようになり、体調の不良まで引き起こすようになってから、最近は抑制しています。それから、職場では絶対手を出さないように……とこれも自分に課しています。当たり前ですね。インターネットでは天地無用のとからんま1/2のとか、たくさんカスタムファイルが公開されているみたいです。わたしが長期間やったのはSOS(Save Our Sailors)のファイルでバージョン0.1, 0.2, 0.3とすべてやりました。あと別のサイトでOuter(外部太陽系セーラー戦士)のwadもみつけ、これもFinalDOOMにのせてPLUTONIAとTNTの両方(計60面)でやりました。ほたるちゃんの声とかが入っていてGoodでした。この辺のカスタムファイルはKarlさんのリンクリスト、あるいはメジャーな検索エンジンで「DOOM」をキーにして探せばすぐ見つかるでしょう。シェアウェア版のDOOMもあるという話です。ちょっとやってみようかなぁという方はそれを探してみる手もあります。ただ、シェアウェア版はカスタムファイルを使うことができないので、セーラームーンDOOMを!というかたは製品版を買いましょう。
DOOMの流れに乗ったソフトは「Quake」「ディアブロ」「トゥームレイダー」などがあるようです。QuakeはセーラームーンQというこれまたカスタムがあり、私の今後の課題です。すでにプライマリのWin95パーテーションにインストールしてあります。Quakeはまだ慣れてないせいか、すぐ死んでしまうのです。DOOMにプラスして「泳ぐ」という動作が入っただけでも少し厳しいです。敵別の攻略もまだよく分かりません。
プレステ版DOOMはまだ買ってないのですが気になるところです。描画とか速そうですね。しかし一番速いのはWindowsを起こさないでプロンプトだけ出して、DOS/V版をPentiumでやるということです。これは快適です。95のDOS窓経由の倍は速くなります。NTからやるのは一番遅かったかも……と思います。でもDirectXも入れなくてよかったし、設定が簡単でした。音が出ないと楽しさ半減どころか攻めてくる敵に気が付けないので、戦いになりません。
なんかまとまりありませんが、とりあえずわたしのDOOMは進行中ということで……。これを超えるゲームはスーファミの「セーラームーンR」くらいかな(笑)
この三日間はネット株で三連敗だったが、ホームグループのミーティングがビジネスも含め三連荘であったので、なんとか持っていたという感じである。
金曜はメダルミーティングであった。越し方、行く末のことを思う。仲間の飲んでしまった話というのは、大変なメッセージである。そう、それが他人事ではないというあたりが、とても重要なのだ。だからこうして続けていられているのだろう。
茗荷谷に出る用事がありそのあと夜まで時間があったので、徒歩で行ける小石川植物園へ行った。もともと徳川幕府の薬草栽培園だったらしい。明治に入ってから東大が管理しているようである。震災時の避難所や、貧困者の入院療養所にもなっていた土地のようだ。
平日の日中であることに加え、小雨のそぼ降る悪い天候と地がぬかるんでいる状態で、ほとんど入園者はいないようだった。一キロくらいの広い敷地の中に、自分も含め五人くらいしかいなかったのではないかと思われる。世間にある施設やテーマパークなどとは一線を画しており、本当に自然のままである。植樹も区画の中ではなく、林の中に自然に植わっている。散歩道も余計なコンクリートやブロックがない、獣道のようだ。ただ傾斜のあるところは崖崩れが起きないよう造成はしてある。下のほうに日本庭園がありそこだけは人工的だったが、それでも石で枠を作った程度であった。
一時間半程度散策したが、山中の自然公園を歩いているような感覚に陥った。山道もあり蜘蛛の巣が縦横に張られている。傘を差しながらの散歩だったので巣が顔に当たることはなかったが、そのくらい自然のままである。とても都心にいる気がしない。山手線の中でしかも文京区の真ん中である。ときどき遠く自動車のクラクションが聞こえ、我に返る程度だ。
二十代のころにこの植物園に一度入ったがこんな感慨はなかったと思う。体は少し疲れたが精神的にずいぶん癒されたように思う。
東京大学大学院理学系研究科附属植物園「小石川植物園」(入場330円)
http://www.bg.s.u-tokyo.ac.jp/