今年に入ってからの入学試験は順調で、いくつか受験してすべて合格した。そして表題のとおり、東京大学理学部への学士入学を選択することにした。学科は地球惑星環境学科でこの四月に学部三年次からの編入となる。正規の東京大学の3年生である。
ずっと昔の1990年に工学部原子力工学科を卒業して以来、さまざまな紆余曲折があったが、しらふの18年を経て、この46歳で東京大学にもう一度入学して学問の扉を開くことができる。この一年間工学部の研究生として関村先生に受け入れていただき、落ち着いた環境でじっくりと勉強ができたことは本当に感謝している。助走期間としての一年を振り返ると、駒場の教養課程の内容を総ざらいして、もっと言えば高校カリキュラムを思い出し、苦手だった語学の英語・ドイツ語のレベルも引き上げる一年間だったと言えよう。
四月から二十代前半の若い学生の皆さんと頭を並べて、歴史ある東京大学理学部で地質や地球の勉強ができる。理科一類や理科二類から進んできた皆さん、ぼくも昭和の時代の理科一類出身だ。ともに研鑽して、学びの喜びを味わっていこう。
ばんざーーーいッッ!!
おめでとうございます。。めでたし、めでたし。。