冬場は中古のバイクは苦難の道をたどる。去年もバッテリー上がりなどで苦しみ、結局サードパーティー製のバッテリーに付け替えた。その後ずっとエンジン始動もよく、夏にはエンジンオイルを自力で換えることもできた。
しかしこのごろのこの寒さ。10日くらいほっとくとエンジンがかからない。セルしかないので、何回も回しているとやはりバッテリーが上がってしまう。取り外して充電。そして起動。しかしなかなかかからずまた上がってしまう…というのを三回繰り返した。バッテリーよりエンジンが点火しないのが問題なのだ。エンジンが暖まらないのがいけない。どうしたものだろうか。
思案の上にやってみた策は、再度充電したバッテリーを装着してからセルを回す前に、エンジンに熱湯をかけるということだった。熱湯ぶっかけである。すると見事始動! すごいぞお湯の力。うれしくて丸一日バイクで走り回ってしまった。恵比寿、下馬、新宿百人町、大山幸町。ミーティングのあとも川越街道をすっ飛ばせば、10分もかからず自宅に着く。
暖かい季節を心待ちにしている。くたびれているマシンだがもう少し乗りたい。