授業を受ける話はここによく書くのだが、自分が授業をやる側の話はなかなか書きづらい。ブログに書くということは、業務に影響を与えることもあるからだ。やるからにはベストな授業を行いたいし、あれもできなかった、これもできなかったと悔いる結果にしたくはない。有限な時間と労力で、みなさんに最大の利益を与えられれば、と思っている。
実はカリキュラムの都合があって、今期の授業はこの6/1をもって終了なのだ。来週から七月末までは他の先生にバトンタッチである。補講をやったりするかもしれないし、後期の授業は未定なのだが、ともかく前半は終わったということである。
毎年学科によってインターネットカリキュラムが入る。ネットワークの基礎、つまりTCP/IPやプロトコルの説明から始まって、メールの仕組み、FTPなどをやっていき、htmlの技法に時間をかける。だいたいそのあたりで10週〜15週となるのだが、今回はそれを三時間でまとめなくてはならなかった。ダイジェストをやると細かい仕組みを知ることができない分、本当に大切なのはこことここということが、やっている側も受ける側も、ともに知るところとなったのではないかと思う。
最近放送大学で授業を受けることが多いので、自分が教師の側になったときにどういった点に注意すれば質の高い授業ができるか、気付きがたくさんあると思う。