初めて受験した。会場は慶応義塾大学の日吉校舎。早稲田や明治と比べて都心にないので日吉までわざわざ行くことはめったにない。広い土地と銀杏並木、そして福沢諭吉の胸像が印象的だった。私立大学ならではの歴史の重みがある。
今回の検定では、もっともやさしい五級と四級を併願した。選択式の筆記試験が大部分で一部聞き取り問題もあった。五級はまずまずの出来だったが四級は苦労した。苦労の要因は、まず耳がドイツ語に慣れていないこと、そして圧倒的な語彙不足である。外国語は単語がわからないと五里霧中である。20年以上前に受験の英語で痛感したはずなのだがドイツ語でもまったく同じ事情のようだ。
放送大学のドイツ語学習カリキュラムをしっかりやれば検定も十分うまくいきそうな気がする。ただし、やはりスキット(短い会話)が聞き取れるレベルにまで実力がつかないと難しいかもしれない。
でも未知の外国語は学ぶに値する。かならず役に立つからである。