これまでの長い間、ずっと床に布団の生活をしてきた。ベッドを使った生活はほとんどなかったと思う。せいぜい施設やホテルに宿泊するときや入院のときくらいだったろう。今回新居に入ったこともあり、この布団の上げ下ろし生活からベッドに変更してみた。
本格的な大きいベッドはそもそも玄関の間口から入らないような気がするので、折りたたみタイプのスノコベッドを通販で購入した。自分で組み立てるタイプである。オプションで組み立てや設置サービスもあるようだったが、そんなものに数千円もかける気がしない。自分で組み立てたら一時間くらいで済んだ。
布団をのせて一晩寝てみたら、なんだか体の節々が痛い。慣れぬ緊張だろうか。スプリングが作用しているわけでもないし、じかの床が木のスノコに変わっただけなのだが…。
あとはマットレスを追加するかどうか。それから寝る前の読書灯を買うか。読書灯はちょっとした憧れだったのだが、多分そんなに実用価値はないと思う。ちゃんとした読書は椅子に座っていないとできない気がするからである。せいぜい寝る前に読むものといえばアトラス(地図)くらいだろうか。
慣れるまでまだ数日かかるだろう。