月島へ。きょうで最終だ。来年は他の仲間と担当が変わる。ご挨拶だけして終了。
新宿に移動していつもの仲間と食事。こんなとこに横綱屋があったとは。
帰宅。部屋の中ってあたたかい。このまま今夜は眠れそう。おやすみなさい。
12/6と12/7の二日間、静岡市の登呂遺跡のそばの学習施設で、現代美術の授業を受けた。国内、国外のそれぞれおよそ100年分の美術史である。日本では明治末期から大正、昭和。海外ではフランス、スペインときて、戦後はアメリカなど。日本は青木繁、海外はゴーギャンやピカソなど。抽象絵画やシュルレアリスム。ただの「わからない絵」だったものが、なんとなくちゃんとした美の表現に見えてくるから不思議だ。芸大卒の静岡大教授が講義をしてくれた。わかりやすくて楽しかった。こんな世界があるなんて、まだまだ知らないことだらけである。
日曜の午後三時過ぎに終わり、新幹線ですっ飛ばして帰ってきてホームグループに滑り込む。するとそこはいつもの日常である。生きる濃淡はここにある。いつも目の前にあるのであった。別に特別な世界がそこにあるわけではないし、美術の授業を受けたりそういうものに触れるのだって、大変な労力や費用がかかるわけではない。ほんのちょっと「その気になって」求める行動をするだけなのだ。
でもちょっと余裕がいる。余裕のないところには何も入ってこないからだ。手放せば新しいものが手に入るとはよく言ったものだ。