1年ぶりの実家。福岡天神から行橋行きの高速バスで到着。バスを降り立ち、北側に足立山が見える。今年は日本各地いろんなところを旅したが、どこもそれぞれの山々がある。自分のふるさとの山はこの足立山だ。物心ついてから19歳の春まで毎日この山を見て過ごしてきた。形はもちろん少しも変わらないし、よく覚えている。10号バイパスの通る前は、実家の辺りは見渡す限りの田んぼであった。しかし今は激しく自動車が行き交っている。
まる一日を年取った両親と過ごす。病気や死んだ後の話ばかりである。思考は現実化すると言うが、死の話ばかりしていても、長生きするかもしれない。健康維持は何よりも優先であることを思い知る。
帰りもまた北九州空港を利用。今度は電車のある時間に帰れるスターフライヤー便である。最近ほとんどJALやANAに乗っていない。価格競争のおかげである。こちらは10000円越える普通の航空券。タリーズコーヒーのサービスがおいしい。