多摩川を越えて行き、多摩川を渡って帰る。
東横線を使った。
たとえば高田馬場からJRだけで横浜に行くときに、品川でいったん下車するとスゴク安くなるって、皆さん知ってた?
高田馬場→横浜 正規料金620円
高田馬場→品川 190円 品川→横浜 280円 計470円
分割乗車の力ですな。
ちなみに今日の自分は
高田馬場→渋谷 160円 渋谷→横浜(東横線) 260円 計420円
ということでさらに安い経路なのだった。
渋谷から東中野へはJR。
JR沿線に住んでいる便利さ・威力を感じる。新宿から2駅だもんなぁ。そりゃ便利だろう。そりゃ家賃も高いだろう。そりゃ外国人も多いだろう。
タイミングがうまくいけば、もっと安くて田園なところに引っ越したいという妄想が繰り返し発生しているが、この便利さと差し違えになると思うと、手放せないでいる。都内にいるというだけでも、県外に比べたらかなり便利なのにね。
毎月6万2千円を払い続けているというのは、それだけの価値があるということなのか。年間74万4千円。そう考えるとすげー出費。
区民会館でセミナーがあり、聞きに行った。仲間の体験は力である。この仲間も50歳過ぎてから再婚したんだっけ。
あと、今日は親の話をする仲間が多かった。生まれてから現在までの履歴は、自分の棚卸しに不可欠の部分だ。最近はあまりそういう話をしてこなかった自分に気づく。
きょうは世田谷に始まり、世田谷に終わる一日だった。せたがやたがやせ、だね。あんまり同じ文字を何度も書いていると、ゲシュタルト崩壊しそうな感じ。
明大前はいろんな思い出がある。ぼくの20代後半と30代前半。落ちて行き、そして持ち上がってきた記憶。
またまたあっという間の一週間だった。そして七月になった。例年六月は祝日もないし、労働密度が高まっていくしんどい月である。ところが月が明けて七月になるとぐっと精神的に楽になる。梅雨も続くがトンネルから出られるのがもう目と鼻の先という感覚になるからである。
最近はいろんな角度の違う活動が同時進行であった。表向きにはほとんど主体的には動いていないが、水面下の重要な行動が多かったように思う。一息入れたところで不運な目にあったりもあったが、行動を止めないでおけば、前進するということだろう。
よいことばかりではないというのもこの人生なのかも。完全主義は子どもの考え、大人の生活は妥協と推進である。汚れた車両でも、走れば光る。行けるときはゆき、行けないときは「待つ」。それでよいのではないか。時には泥もかぶる必要もある。