気圧が下がると途端に頭痛にさいなまれる。台風のときなんかは顕著だが、ここ何週間かの激しい気温の変化(寒暖の差)や、乾燥した日と雨続きと交互に来るような感じは、てきめんである。なるべく薬は使いたくないが、バファリン飲んで対応。ボルタレンは滅多に使わないが、切り札でもある。
明日はまた20度になるらしい。コートはさすがに要らないか。判断に困る日もあるが、今日一日。
ここのところいろんなことが次々と起こり、目まぐるしい。しかししらふで長年やってきて、本当に良かったと思う。母の体調も良くなったようで、父からの電話によると食事も始められたらしい。集中治療室から出られるのも時間の問題かもしれない。学校のことも仲間との助け合いも私生活も、すべて順調に向かっている。こういうときって本当にあるんだなと思う。祈りは通じるのだった。
理学部四年次前期の授業が今日からスタートした。まず午前は座学として、火山・マグマ学、そして兄弟学科である地球惑星物理学科の比較惑星学基礎論を受講した。比較惑星学のほうは本郷の理学部で行われるのだが、柏キャンパスへの同時中継も行われる授業である。先生は教室のわれわれへと、カメラの向こうと同時にカメラ目線を送りながら話をされていた。たぶんスカイプ利用であろう。
午後は生物多様性実習。微生物や脊椎・無脊椎動物を材料に取り上げるようである。今日は井戸水や池の水の採取をして、顕微鏡で微生物を見るところを実習した。分子系統解析のソフトウェアを使ったり、英語の論文のプレゼンも含まれる。
夕方の五時過ぎてからは、必修の地球惑星環境学演習である。クラスを三班に分け、分野ごとの英文レビューを行う。自分たちの班では環境学の英語の教科書を輪読していく予定。きょうはそのガイダンスだけだったが、来週から実際の講読に入る。
すでに宿題の英文が2本渡された。常に何かに追われている学生生活である。