自助グループ広報のイベント参加で、札幌に一泊二日で行ってきた。超寒い。最高気温9度。地元の人たちも「寒くなったのこの二、三日ですよ」と言っていた。
JALで新千歳空港に到着し、JR北海道で札幌市入り。札幌駅からホテルまで歩く途中、雪が舞っていた。実は十五年前の夏にもぼくは札幌に来ているのだが、かに道楽くらいしか記憶がない。こうしてスーツでしかもしらふでいま札幌に降り立っているなどと、あのころ想像できただろうか。
今回知り合ったある人の同僚(女性)が摂食障害なのだそうだ。まわりはそれを理解できないし、やめさせようとしてももちろんやめない。病院に行くことも拒んでいるらしく、このままだと死ぬかもね、という話となる。たまたまそのとき持っていたぼくの12&12をその人に差し上げることができた。物質や過程は違っていても共通のステッププログラムで解決できる道筋を紹介できてよかったと思う。
フォーラムは大入り満員で、空席がもうあと五本の指で数えられるくらいであった。関係者の話、メンバーの話、ディスカッション、どれも程よく調和していて、来訪した関係者に何か残せただろうという気がする。
今回は三色丼(いくら、うに、かに)をご馳走になったり、シンプルですっきりした塩ラーメンも食べられた。健康あってこそである。
帰りは深夜便になってしまったが、事故もなく自宅に帰られた。仲間に囲まれ、プログラムに守られ、とても幸せである。
_ 短い期間であったが代理で就任した議長の役割が終了した。あとは月島の委員会二回で残務を後の仲間に引き継ぐことになる。血沸き肉躍る楽しいサービス活動。定足数が足らなくなる逆風こそあったが、サービスの喜びがあればそんなことは問題ではない。自分の用意した内容もほぼほぼ説明し尽くして、時間切れ。楽しい一日であった。