東大構内への車両入構には許可が必要である。自転車もバイクもすべて有料登録制である。しかも年間契約。バイクでちょっと寄りたいときも、これまでは入構できず、外のお客様用駐輪場にとめてかなりの距離を歩かなくてはならなかった。こっそり入構してとめておくと、あっという間に警告書が貼られ「車両番号を記録しました」とやられてしまう。この三月まではバイクで行くとジプシーのように彷徨わなくてはならなかった。
しかし晴れて東大研究生となった今、堂々と年間登録申請をし、審査が通った。明日からバイクで入構できる。駐輪許可のシールがもらえた。たいへんうれしい。ただし、正門や赤門をくぐるときにはエンジンを切って押して入らねばならない。でももうぼくは内部の人だ。ジプシーから内部の人へ。高々バイク一つについて、身分があるなしでこんなにも違うのだ。
ぼくと特に知り合いでもない人たちがこのページにたどり着いて、閲覧をするというケースがある。インターネットのWorld Wide Webなので当然なのだが、不思議な気分。検索キーワードに何を使っているのか、管理者のぼくは調べられるようになっている。最近多いのがダントツ「関村直人先生」。メジャーな大学教授なので当然だろうか。最近原子力は風当たり強いからなあ。あと「高尾霊園」とか「忌野清志郎」「墓」「区」とか。お墓の位置を探しているようだ。あと「定期」とか「営団」とか鉄道ネタ。意外にも「今日一日」とかで結構たどり着いている。ぼくの今日一日に興味ありますかね。