ガードの固さとたくみなかわしによって、まるでわたしは手のひらの上で転がされているようだ。追っても追ってもすり抜けていく。追うからこそうさぎは逃げるし、思い詰めるほど気持ち悪い人になってしまうので、ここらでちょっと「押してダメなら引いてみな」作戦といくか。先は長いし、ステップを使っていこう。